研究内容

生態・進化学的研究

森林や里山、都市緑地や街路樹などの緑域環境に生息している、昆虫を中心とする動物や微生物の存在・共生様式や生物間相互作用を、分子・個体群・群集生態学、進化学の視点から、野外調査や様々な実験・分析手法を駆使して解き明かしています。

保全生物・樹木医学的研究

上記の生態・進化学的研究を基盤として、緑域環境における様々な生物の種多様性や遺伝的多様性の維持、新種や有用遺伝資源の発見に挑み、人と自然の共存を目指して、野生生物の保護、生態系・景観・環境の保全、病虫害の防除などの方策を提案しています。